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2018年11月26日 アウトソーシング! コストメリットを検証

単純なアウトソーシングでは、あまり大きなコスト削減効果を見込めませんが、クラウドサービスによるアウトソーシングでは、コスト的メリットがとても大きいものとなります。アウトソーシングのコスト的なメリットについて客観的に解説します。

単なるアウトソーシングはコスト増

職場で行うべき業務の業務量を削減するためにアウトソーシングとても有効な手段です。企業の競争力強化のために競争力強化に関係性が低い業務をアウトソーシングし、社員には競争力強化に関係性の高い業務に集中してもらうといったことや人手不足の状況下でアウトソーシングを推進して長時間労働是正につなげるといったものがアウトソーシングの良い活用例です。
ところで、アウトソーシングをどんどん推進した方がよいと考える人も少なくありません。例えば、行政改革が盛んなときには「民間でやれる業務は民間にやらせるべき」などとマスコミで報じられることがよくありましたし、民間企業でも同様に言われることがあります。しかし、単なるアウトソーシングは外注費を増やすだけです。しかもその外注費は継続的に発生するコストなので、コスト面での負担は大きくなってしまいます。
ですから、アウトソーシングを推進する場合、そのねらいを明確にしないと失敗する恐れがあります。特に、アウトソーシングによってコスト削減を狙うのであれば、どのコストをどのように削減するのかを定めておくことが重要です。

コストメリットを出すためのアウトソーシング

アウトソーシングによってコスト削減を狙う場合、社員の残業代削減が最も多いパターンです。この場合は、残業時間が大きくなる日に発生する業務の中で業務量が大きいものをアウトソーシングする必要があり、コストは残業代以下におさえる必要があります。
また、社員の人件費を削減しようとするならば、社員1人以上の業務量をアウトソーシングする必要があり、コストは人件費以下におさえる必要があります。
業務残業代、人件費削減を目的とした場合、アウトソーシングはそれほど魅力ある対策とは言えないでしょう。

クラウドサービスを活用したアウトソーシング

ところが、コスト削減でとても魅力のあるアウトソーシングがあります。クラウドサービスの活用です。
例えば、請求書の発行・発送のクラウドサービスの活用は、業務をそのままアウトソーシングするのとは異なり、「請求書の電子化」という改善もアウトソーシングしていることになるので、改善によるコスト削減効果が見込めるのです。
具体的には、請求書の印刷のための用紙やインク代、郵送代がゼロになります。ですから、アウトソーシングの費用が郵送代よりも小さければ、積極的にアウトソーシングした方がよいわけです。
もし、請求書の電子化を自社で行うならば、システム構築をしなければなりませんし、システムの維持や更新なども発生します。業務で使用するシステムの構築、維持、更新のコストを気にする人は少ないですが、意外に大きなコストがかかっています。
クラウドサービスならば、システムの構築・維持・更新のためのコストが発生しませんから、コスト面のメリットとしてとらえるべきです。
AIなどシステム技術が日々進歩していく時代では、自社でシステムを導入、更新をしていくとコスト的負担はどんどん大きくなります。この負担がなく最新技術を享受できるクラウドサービスの活用は、今後どんどん盛んになっていくことが予測されます。

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