Web請求書サービスで請求業務の内部統制を強化された事例

請求書の電子化がもたらす請求業務の一気通貫

請求書を電子化すると、業務を一気通貫で完了できる効果があります。

たとえば、経理スタッフが請求データを参照し、請求書を発行するツールにそのデータを入力し、請求書を発行しているケースを考えてみましょう。この場合、手作業による請求データ入力となるため、人的ミスが発生する可能性があります。さらに、請求書を作成した後は、内容に間違いがないかの確認が必要になります。これではミスが発生しやすく属人化にもつながりやすいので内部統制が有効に機能しない可能性があります。しかし、エコデリバーにより請求書が電子化されている場合は、会計システムから請求データをエコデリバーに連動させるだけで請求書の発行が可能なのでミスを防止でき、ITシステムにより請求書の発行までが一気通貫になります。

営業メンバーや事務スタッフが手作業で請求書発送を続ける場合、どうしても一定の確率でミスが発生してしまうものです。
しかし、正しい請求書発行プロセスをエコデリバーに設定し、請求書発行から取引先へお届けするまでの処理をすべてを電子化することで、ミスを発生させない仕組みをつくることができます。

請求業務の内部統制の効果を期待できる

正しい請求データを元に正しいプロセスで請求書を作成する。その工程を1つに完結できれば人為的ミスや改ざんを防ぐことができ、内部統制を推進できます。 帳票の電子化・Web請求書を導入すれば、会計システム側で確認・承認が済んだ売上データをもとに取引先へ請求書を届けるまでの工程を一気通貫で行うことができます。

請求業務の属人化防止が期待できる

請求書や支払通知書などの帳票を取引先に郵送している場合、通常複数人で2~3営業日かけているような4工程(帳票作成・印刷・封入封緘・郵便局出し)を帳票の電子化・Web請求書サービスによって自動化でき、いままでの作業工数をほぼゼロにまで圧縮することが可能です。とくにベテラン社員に頼って期日までに取引先へ郵送できていたようなケースでは、そのベテラン社員のスキルに頼らずに業務が回る仕組みを構築できます。

Web請求書サービスでミス防止・属人化防止に効果をあげた例

株式会社ツナグ・ソリューションズ様の事例

エコデリバーとクラウドサービス連携で内部統制を対応を実現

請求業務の内部統制に貢献した事例として、株式会社ツナグ・ソリューションズ様をご紹介させていただきます。東証マザーズ上場への準備期間において、内部統制への対応と手作業だったコア業務をシステムで自動化する課題を解決すべく、エコデリバーをはじめとしたマルチクラウドシステム(複数のクラウドサービスを連携させて構築した基幹システム)によって内部統制対応と請求業務の自動化を実現されました